３月１８日（木）５時間目、６年生が校庭で『紅蓮華』の合奏をしました。例年であれば体育館で行う”６年生を送る会”で、演奏する側も聴く側も「密！」の状態で熱い演奏会になるのですが、今回は学年全員が音楽室に集まることさえできず、このまままぼろしに終わってしまうのかな、と思っていました。
　でも、どうしても「６年生全員での演奏」を実現させたい気持ちが抑えきれず、「天気の良い日に屋外で」の演奏を計画しました。雨天順延のため全体へのアナウンスができなかったため、ほぼ「ゲリラライブ」のような感じになってしまいましたが、下級生が授業を中断して教室や屋上から聴いてくれたり、校庭で授業をしていた４年生が曲に合わせて踊ってくれたりして、とても心の温まる演奏会になりました。

　本当だったら「こんなことをさせてあげたかった」「あんなこともさせてあげたかった」と、音楽専科としてやりきれない思いや悔しさで一杯ですが、どんな状況でも楽しみに変えることができる児童の皆さんに何度も助けられた１年間でした。

「怖〜い柴田先生」に３年間ついてきてくれた６年生、「ありがとう！」
６年生の演奏を応援してくれた下級生の皆さん、「ありがとう！」
もっともっと、音楽で笑顔があふれる喜多見小学校になりますように！