2月12日 放送朝会
- 公開日
- 2013/02/13
- 更新日
- 2013/02/13
今日のできごと
おはようございます。
先週の金曜日から学校公開週間です。お家の人や地域の方々がたくさん来校して、皆さんの生活や学習の様子や頑張っている様子をご覧になっています。また、なわとび週間で、各クラスが大縄跳びに挑戦しています。日を重ねるたびに、練習を重ねるたびに、1年生も2年生もどの学年も跳ぶ回数が増えているのは、とてもすばらしいことです。息やかけ声・リズムを揃えながら、チームワークよく跳べるように、跳ぶ人も回す人も頑張ってください。今週も寒さに負けずに、クラスのみんなと跳べるといいですね。
さて、各教室を回ると、オープンスペースに、日本語の学習の掲示がしてあります。校長先生は、全員の作品を見ました。1年生は、「美しい日本語 短歌を作ろう」です。いくつか作品を紹介します。
○ちきゅうはね まるいけれどね はじがない せかいをまわる
おもしろいよね (Mさん)
○ゆきだるま いつかとけちゃう かわいそう らい年つくって
またあいましょう (Iさん)
○四月には 一年生がくるんだよ だからたのしみ 二年生だよ
(Oさん)
○あいさつは きもちよくなる いい気ぶん まい日されて
かんどうするよ (Yさん)
一年生は、1年間でこんなにすてきな作品を作れるくらい、大きく成長しました。
二年生は、「言われてうれしい言葉」です。「ありがとう」「よかったね」「おはようございます」「おめでとう」「がんばろうね」「あきらめないで」「だいじょうぶ」「がんばったね」「じょうずだね」などなど、言われてうれしいふわふわ言葉が、しっかりとした字で心を込めて書かれています。
三年生は、「カルタ作り」です。
○れんぞくで なわとびとぶよ 息きれる (Mさん)
○おかわりじゃんけん やっとかった 食べれるぞ (Kさん)
○せたがやカルタ みんな本気で もりあがる (Sさん)
読み札と取札である絵札も丁寧に書かれています。あとでカルタ遊びをするのかな?楽しみですね。
四年生は、「心に残しておきたいことば」です。「笑顔」「努力」「全力投球」「不撓不屈」「失敗は成功のもと」「笑う門には福きたる」自分のオリジナル「家族は世界でたった一つの宝物」など、心にしっかりと刻んでおきたいことばが、選んだ理由も書かれているので、一人一人の思いが直に伝わってきます。
五年生は、「俳句つくり」です。季語とよばれる季節を表す言葉を入れながら作ってありました。
○とうめいな 雪の表面 空見えた (Iさん)
○小米雪 ふりつもる中に かじけねこ (Tさん)
「こごめゆき」ってどんな雪でしょう?小さな米のような雪と書きます。「かじけねこ」ってどんなねこでしょう?自分なりに想像してみてください。
(かじけねこ・・冬の季語、寒さでかじかんでしまい、日なたなど暖かい場所にじっとしているねこのことを言います。)
授業の中でも、作った人の心情や風景などの情景を想像しながら、それぞれの作品を味わっていました。
六年生は、「下級生に伝えたい言葉」です。
○毎日が人生のすべて (Oさん)
学年が上がるたびに思い出が増えてきます。だから、1日の1秒1秒を振り返って悔いなく今を楽しんでください。
○どんな困難も団結で (Yさん)
下級生の皆さん、どんなに困ったことがあっても、クラスで一つになり、乗り越えてください。乗り越えれば、きっとよいことがあります。だから、乗り越えた先の良いことを信じて団結して頑張ってください。
○感謝の気持ちを忘れずに (Hさん)
何かをするとき、必ず感謝しましょう。何かができるということは、準備をしてくれた人がいるということです。感謝を忘れずに、これからの学校生活を楽しんでください。
六年生全員の言葉や思いを紹介できませんが、下級生に伝えたい言葉を一人一人が心を込めて書いていました。
皆さんも他学年の掲示してあることばを読んでみてください。その人のすばらしい豊かな個性が表れている作品ばかりです。
さあ、今週もことばを大切にしながら、明るく元気に生活してください。
お話をおわります。