6月10日 全校朝会
- 公開日
- 2013/06/10
- 更新日
- 2013/06/10
今日のできごと
先週の土曜日は、道徳授業地区公開講座でした。3時間目に、「ようこそ先輩 夢に向かって〜金管五重奏〜」と題して、矢野健太先輩と、その仲間によるすてきな演奏を聴きました。矢野さんたちは、これから音楽を通してどんな夢を実現したいと思っているのでしょう。今度は、テレビや、大きなホールで演奏している矢野さんたちに会えるかもしれません。
さて、今日の話は、外国で自分の夢に向かって挑戦し続けている人を紹介したいと思います。
これは、スペインのバルセロナに建築中のサグラダ・ファミリア教会です。100年も前に建築家ガウディという人が設計したもので、石を彫って積み上げてつくられているこの教会の一部をつくっているのが、日本人の彫刻家の外尾 悦郎さん(そとおえつろうさん 59歳)です。
大学で彫刻を勉強し、1年間は高校の先生をしたそうです。しかし、石が彫りたいと外国に行き、この教会の積み上げられた石の山に圧倒され、一つでいいから彫らせてくれと頼んだそうです。60倍の倍率を突破して撰ばれました。朝一番に仕事に取りかかり、最初の仕事、高さ5メートルの植物の芽を5本たった一人で作り上げ、みんなからこいつはすごいなと思われるのに、1年以上かかったそうです。その5年後に腕を見込まれ、次の大きな仕事を任されるようになったそうです。この生誕の門の上の天使の像15体を任されて作ったそうです。
そして、天使の像などが彫られたこの門が2005年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。高さ170メートル、2026年の完成を目指して今もそしてこれからも彫り続けていくそうです。
「夢をあきらめなければ、夢はかなう」皆さんも、夢をもち続けあきらめないで夢を実現にむかいがんばってください。