9月30日 全校朝会 内藤先生のお話
- 公開日
- 2013/09/30
- 更新日
- 2013/09/30
今日のできごと
「どうしてさんすうを勉強するのかな?」と思ったことがある人もいると思います。
今日はちょっと算数って便利だなという話をします。
この台「きゃたつ」というのだけど、どうですか?ここに算数が見えますか?
ある図形がみえませんか?
そう、三角形です。なぜ三角形なのでしょうか。これは一番丈夫だからです。もし、長い四角形だったら、すぐにたおれそうですよね。そう考えると、東京タワーやスカイツリーも三角形に見えませんか。三角形は高くてもたおれない一番安定した形なのです。
おかたづけの話です。
みんなのお道具箱はきれいになっていますか?
たとえばお片付けの才能は算数でそだつかもしれません。
ここに四角くかこっているところがあります。ここにこのいろいろな形のものをしまっていきます。ぜんぶしまえますか。とちゅうまで、せんせいがやります。・・・・・あとはどうしまうといいかわかりますか。
(だれかにやってもらう)
どうしてこんなにぴったり入るかというのにもきちんと理由があります。それは形の勉強をしていくとわかってきます。ここにはある大切なポイントがあるのです。5・6年生はわかりますよね。
直角をつくるというのがポイントです。
次は数のお話。
紙をどんどん折っていきます。1回折ると・・・2枚重なります。それをさらに折ると・・・4枚になります。3回目折ると・・・8枚になります。そうやって折っていくと・・・6回位が限界でもう折れないのですが、算数の世界ではもし折れたらどうなるのかな?と考えることができます。
10回折ると紙は1024枚かさなります。すごいですね。
1000枚重ねるとその厚さはなんとだいたい10cmくらいになります。
がんばって、20回折るとなんと1048576枚になります。
1、2年生には難しいけど、百四万八千五百七十六枚です。
これは厚さにすると・・・
なんと100mになるのです。すごいですね。
これも5・6年生ならわかるかな・・
先生はみさなんと算数を勉強していていつも楽しいと思っています。
実は何度か他の学校の算数の授業を見に行くことがあるのだけれど、いつも思うのは、やっぱり算数の授業では駒沢の子が一番だなと思うのです。理由は、2つ。
「今日はどんな問題を考えるのかな?」「先生今日は何やるの?」と楽しみにしている子が多いということです。そして、友だちの発表や説明を「うんうん」とうなずきながら聞いたり、「わかった!」「にている!」とか「つけたし」とか言ったり、とても友だちの考えを大切にしていることです。これが駒沢の子どもたちはすばらしいのです。ぜひ、これからも、楽しく、友達を大切にして算数の授業をしていきましょう。