11月16日 図工室より(1)
- 公開日
- 2019/11/18
- 更新日
- 2019/11/18
学校日記
現在3年生の図工では、「図工室の道具図鑑」を少しお休みして、11月29日、30日に行われる学習発表会の劇でつかう大道具や衣装づくりを行っています。
劇の脚本は担任と子どもたちが考えたオリジナルのものなので、参考になる資料などはどこにもありません。ですから、まずはじめに子どもたちが台本を読んでイメージした物語の世界観を立体に表現してみよう、ということになりました。
「とても不思議な世界なので、できるだけ自由に発想をしてほしい」という担任の要望から、常識にとらわれないで、手を動かしながら感覚的につくれるようにと、さまざまな白い紙を用意することにしました。学校ですぐ手に入る板目紙、ボール紙、画用紙、コピー用紙、和紙、ツヤ紙、書道用の半紙、トレーシングペーパー、お花紙の9種類。厚いものから薄いもの、透けるもの、ツヤのあるものまで異なる質感の紙を用意しました。つくるときの約束は、いつもの「材料をそのまま使わない」ということだけです。
さて、子どもたちの様子はというと、紙を切ったり、折ったり、くしゃくしゃにしたり、丸めたり、ちぎったり、貼ったり…、思い思いの方法でつくっていました。指でトコトコ…と、ある役の動きをイメージしてみたり、担任が用意してくれた主人公のミニチュアを置いてみたり、演じる役になりきってつくっているようでした。(図工専科)