学校日記

放送朝会(9月20日 学校長の話)

公開日
2011/09/20
更新日
2011/09/20

今日のできごと

「駒沢小学校の校章に込められた願いとは・・」
 
 昨日は敬老の日でした。お年寄りを敬い、大切にしましょうという日でした。みなさんの中には、地域のお年寄りと一緒に過ごした人もいると思います。お年寄りは、私たちの人生の大先輩です。お年寄りは、問題を解決するための知識や知恵などをたくさん持っていて、私たちにアドバイスしてくれたり、昔の楽しい話や遊びなどを教えてくれたりします。きっと、みなさんも、そういう楽しい経験があると思います。駒沢小学校の子ども達は、敬老の日だけでなく、いつでもお年寄りに優しい態度で接していると思います。これからも、お年寄りを敬う気持ちを忘れないで接してくださいね。

 さて、今日は、学校のマークである校章についてお話します。朝、正門を入ると、校舎の玄関の上に大きな校章が目に飛び込んできます。他にも入学式、運動会、卒業式などで掲げられる校旗にも、素敵な刺繍で校章が作られています。      
この校章は、昭和36年の創立60周年記念の年に作られました。高山植物の「こまくさ」の花を形どっています。(「こまくさ」というのは、どんな花かなと思った人は、是非、図書館やインターネットで調べてみましょう。)
 この校章の3枚の花びらは、「真・善・美」という人間の正しい心を表しています。花びらを結ぶ3つの円は、「自由・協同・責任」という人間の行いのもとを意味しています。当時の学校に携わっていらっしゃった方々の思いや願いがこの校章に込められています。
 その後、50年もの間、この校章に込められた思いや願いは、幾世代にも渡って大切にされ、現在にいたっています。今も、駒沢小学校の子ども達、一人一人の中に脈々と受け継がれてきています。110周年を迎える今年、校章を見ながら、このお話を思い出してくれたらうれしいです。
 そして、これからも、駒沢小学校の子どもたちが、「真・善・美」「自由・協同・責任」を大切にしながら生活してほしいと願っています。