学校日記

放送朝会(11月22日 学校長の話)

公開日
2011/11/22
更新日
2011/11/22

今日のできごと

心に残ったすばらしい学習発表会

 おはようございます。
 先週の金曜日と土曜日は学習発表会でした。お家の人や地域の人、来賓の方々など、体育館にいっぱいにたくさんのお客様がみえました。
 1年生は、「ないた赤おに」です。自分の役の台詞を自分のものにするまで何回も何回も練習しました。入学から8か月しかたってないのに、あの長—いお話を全員がよく覚えましたね。音楽劇ということで、どの歌もとても上手で感心しました。
 2年生は、「ドキドキわくわく まちたんけん」です。1学期と2学期に生活科で学習したことを発表しました。一人一人が学習している様子やなかよく探検している様子を生き生きと演じてくれました。台本から自分たちの手で作り、俳句やお日様のダンスなど至るところに工夫がみられ、世界に1つだけのすばらしい発表でした。
 3年生は、「ほんとうの宝ものは」です。どの人もすっかり役になりきっていて、驚きました。ほんとうの宝物はなんだったでしょうか。演じている3年生と観客が一緒になって考えることができました。一体感のもてるとても楽しい劇でした。
 4年生は、「落語 じゅげむ」です。落語の中でも有名なお話です。そのお話をとてもわかりやすく愉快に生き生きと演じました。エンディングであの長い立派な名前を全員が早口で発表したときは、とてもびっくりしました。心を1つにして発表し、学年のチームワークがいいなあと思いました。
 5年生は、「王様のひげ」です。ユーモアあふれるこの劇を、5年生が、楽しそうに精一杯演じる姿が印象的でした。舞台の上の小道具も創意工夫して作られていて感心しました。英雄サンパと子どもたちが、私たちに勇気の大切さを、そして自由と平和の大切さを語りかけてくれました。5年生全員が、そのテーマを考えながら、協力してしっかりと演技しました。
 6年生は、さすが、最高学年です。「魔界とぼくらの愛戦争」、一人一人が迫力ある演技を見せてくれました。それぞれの場面では、自分たちで台詞や動作を考えるなど、観客にわかってもらう工夫や練習をたくさんしていました。最後の、魔界と人間界のあの掛け合いと歌の場面では、胸にじーんときました。6年生にとっては、小学校最後の学習発表会。どの子どももやり遂げたという達成感に溢れたいい顔をしていました。
 オープニングとエンディングの代表の人たちも、とても良かったです。どの人も表情豊かにはっきりと発表できました。
 今までの約1カ月間、どの学年の人たちも、助け合ったり励まし合ったりして力を合わせ、当日は、心を1つにしてすばらしい発表ができました。いらしたお客さまから、「今日は、子どもたちから元気をもらいました。」とか「いい1日でした。駒沢小学校の子どもたちは、すばらしいですね。」とお褒めの言葉をたくさんいただきました。
 
 各学年の発表や劇から伝えたいテーマを自分自身で読み取ったり感じたり考えたりしながら、自分の生活を振り返ったりこれからの生活に生かしてくれると、校長先生はこれ程うれしいことはありません。また、自分の好きな場面場面が今でも浮かんできて、思わず微笑んでしまうこともありますね。その人の表情やしぐさなどから、友だちの良い所やすばらしいところをたくさん感じたり見られたりしたと思います。(中には、大人顔負けの生き生きとした演技で、もしかしたら将来、俳優や女優になるのではと期待する子どもたちもたくさんいましたよ。)

 最後に、みなさんが見てないところで、6年生と5年生が、椅子や会場の準備、片づけをしっかりやってくれました。陰で支えてくれる6年生と5年生、本当にありがとうございました。
 
 今週は学校公開週間です。普段のお勉強の頑張りも見ていただきましょう。さあ、今週も元気で明るくすごしましょう。