黄色の桜を知っていますか。

おはようございます。
正門の桜が散ってしまいました。先週の初めには、桜の花びらがまるで、雪が降るように散っていました。（その様子を桜吹雪と言います。）
主事さんたちが、毎日散った花びらを掃除してくれていますね。

正門のソメイヨシノは散ってしまいましたが、桜の種類には、いろいろあります。八重桜、山桜、大島桜などは聞いたことはあるでしょうか。何と６００種類くらいあると言われています。
八重桜などは、きれいに洗ってから、干して、塩漬けにして、桜茶や桜湯にすることができます。主事さんが作ってくれたのをいただいたことがありますが、お湯を注ぐと、花びらがきれいに開いて、とてもきれいです。入学式や卒業式などおめでたいときにいただきます。（ずうーと昔からそうやって桜を愛でながら、人々は生活の知恵として取り入れてきました。）

　さて、皆さんは黄色い桜があるのを知っていますか。
　実は、駒沢小学校にあるのです。どこにあると思いますか。それは、きこえとことばの教室の前の庭にあるのです。先週がちょうど満開でした。名前は御衣黄桜（ぎょいこうざくら）というそうです。日本中でそんなにたくさんある桜ではありません。御衣というのは、昔の偉い人が着ていた服のことで黄色い色をしていました。ですから、御衣の黄色の桜という意味で、御衣黄桜と言います。
　
この桜は、はじめ、薄い黄緑色をしていますが、花びらが少しずつ色を変えていくそうです。どんな色になっていくか、見ていきましょう。みなさんも朝や帰りに、きこえとことばの教室の庭の御衣黄桜をぜひ見てください。（今朝、見てみると花の中心あたりが桃色に変わっていましたよ。）

（ちなみに私の田舎の桜、ソメイヨシノは、５月の連休のころ満開になります。日本は、南北に長く位置しているので、桜前線は、北に行くほど、５月の上旬・中旬に入っていきます。）
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これでお話をおわります。