学校日記

6月25日 全校朝会

公開日
2012/06/25
更新日
2012/06/25

今日のできごと

おはようございます。
数日前、テレビのニュースを見ていたら、「ほっけ」という魚が例年の3割ぐらいしか獲れないということです。ほっけは食卓にもあがるとてもおいしい魚で、主に北海道の近海でとれます。なぜかな?と思って、そのニュースを見ていると、地球の温暖化などの影響で、そのあたりの海の水温が50年くらい前と比べて約2度上昇してきているのが大きな理由だそうです。「ほっけ」が産卵する環境は15度が適温といわれていて、それ以上の高い水温だと産卵する割合がどうも減ってきているのではないかという専門家の見解でした。(漁師さんも困りますが、漁獲量が減って高い値段になるのも少し困りますね。)
地球全体が「温暖化」という現象になって、困ることが多いのですが、私たち一人一人ができることの一つに、リサイクルがあります。リサイクルとは、限りある地球資源を上手に活用しながら、できるだけごみや不用品をださない、もやさないで再利用することです。(10年くらい使っているこの買い物袋もリサイクル用品です。)地球の環境を守るために、身近なところから、学校でも皆さんが節電やリサイクルに取り組んでいます。
PTAでは、会長さんをはじめとして、今年特に、リサイクルに力を入れています。2つ理由があります。一つは、無駄なものは出さないなど、子どもの時から地球環境のことを考えてほしいということ、もう一つは、311の大地震の教訓から、震災に備えるために、備蓄品を増やしたいということです。リサイクルと震災?と不思議に思うかもしれませんが、それは、こういうことです。ペットボトルのふた、新聞紙、段ボール、インクカートリッジ、上履きなどいろいろなリサイクル品を専門の業者に買ってもらったり、ポイントに交換したりして、収益を上げようとしています。そのおかげで、PTAの方々のご厚意ですでにペットボトル800本、乾パン400個を備蓄してくれています。今度は、寒い日や暖房が消えても困らないように、アルミシート(ポリエチレン等含む。実物を提示)を用意してくださる計画です。本当にありがたいことです。
リサイクルと同じように、みなさんやお家の人が協力してくれているベルマークで、鉄棒の逆上がり補助器、縄跳びのジャンピングボードをPTAの方から、いただきました。
今日は、リサイクルに協力しましょうというお話でした。
今まで以上に、みなさんも、リサイクルに取り組んで、これ以上地球が傷ついていかないように、一人一人が地球の環境について考え、小さな行動をしてほしいです。     これでお話をおわります。