学校日記

9月24日 全校朝会

公開日
2012/09/24
更新日
2012/09/24

今日のできごと

おはようございます。
 「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、秋の気配が感じられ、少し涼しくなりました。季節の変わり目ですので、風邪などをひかないようにしてください。
 さて、皆さん、これが何かわかりますか。
 少し前に、近くにお住まいの方が、「めずらしいものがあります。サメの歯です。ノコギリザメのようです。」と言ってもってきてくださいました。随分大きくて、初めて見た私はびっくりしました。そして、触ってみると・・やはり硬くて痛いです。大きさはどのくらいだと思いますか。(1m25cmあります。)
一本の(歯のような)とげの長さは、3.3〜3.5センチメートルあります。他のことも知りたかったので、図書館の図鑑で調べてみました。次のように書いてありました。
魚のなかま分けでは、骨格が柔らかい骨からなるグループ(軟骨魚綱)
のノコギリザメ目ノコギリザメ科。全長1.5メートル、えらあなは、からだの側面にある。沿岸とその近くの沖の海底にすむ。夜になると浅いところへも現れ、底にすむ小さな動物を食べる。胎生。
 ノコギリザメ目の背びれはふたつで、とげがありません。えらあなは5または6対です。長くて平たい吻(ふん)の左右には、大きさが不ぞろいなとげが並んでいて、長いひげが1対あります。すべての種が、海にすみます。ノコギリザメ科の1科のみで、世界からは5種、日本からは1種が知られています。

実は、ここで、実物と図鑑を見ながら疑問に思ったことが出てきました。写真をみると吻以外の体の部分が倍以上あるけど、全長が大体1.5メートルなら吻が大きすぎるような・・
吻の左右に不ぞろいなとげ・・実物はそろっている、ひげは?
写真の吻は少しとがっているように見える・・
となりのページを見るとノコギリエイが載っていました。そして読んでみると・・・

ノコギリエイ目ノコギリエイ科。全長2メートル、ノコギリザメに似ている。岸近くの水のにごった砂底、河口、川などにすみ、おもに底にすむ小さな動物を食べる。胎生。
ノコギリエイ目の魚の背びれはふたつで、とげがありません。しりびれがなく、えらあなは5対です。長くて平たい吻(ふん)の左右には、大きさのそろったとげが並んでいます。目より前方の長い吻にひげはありません。海や川にすむ種と、淡水の湖にすむ種がいます。ノコギリエイ科の1科のみで、世界からは7種、日本からは1種が知られています

もし、ノコギリエイなら疑問がほとんど解決できるけれど・・
そして、つぎのようにありました。

サメとエイでは、えらあなの位置がちがいます。えらあなが、からだの側面にあればサメ、腹面にあればエイということになります。
体の部分がないので、はっきり解決はできませんでしたが、今日のお話を聞いて、あるいは、さらに調べてみて、みなさんの中に、「たぶん○○だよ。」「きっと○○だよ。」とわかる人がいたら、是非、校長先生に教えてください。
これでお話をおわります。