24.10.29 全校朝会
- 公開日
- 2012/10/30
- 更新日
- 2012/10/30
今日のできごと
さてこの写真は何でしょうか?
これはハロウィンで飾られるカボチャのランタンです。皆さんのなかにも、このハロウィンを楽しみにしている人がいるかもしれませんね。
さて、今日はハロウィンではなく、カボチャのことについて話をします。
カボチャが出てくるお話をしっていますか。そうですシンデレラです。魔法使いのおばあさんにカボチャを素敵な馬車にしてもらい、お城の舞踏会へと行きましたね。そして王子様と楽しくダンスをすることもできました。しかしその魔法は夜中の12時まででした。12時の鐘と共に逃げるようにして帰ってしまったシンデレラ、この時片方の靴が脱げてしまいました。そこからこの靴をはいていた人を王子様が探します・・・。このようにカボチャは外国では昔からどこの家にでもある身近なたべものだったようです。
原産地はアメリカ大陸で、日本に伝えられたのは17世紀、カンボジアという国から来たので、かぼちゃと名前をつけられたようです。なんばんうり、ぼうぶら、なんきん、とうなすなどとも呼ばれています。そして今日本で栽培されているカボチャは、日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類ですが、今はほとんどが西洋かぼちゃが作られ食べられているようです。パンプキンパイ、プリン、ポタージュなど人気です。また、ペポカボチャの代表と言えば、イタリア料理に欠かせないズッキーニです。ズッキーニがカボチャだということを先生も初めて知りました。開花後1週以内で収穫してしまうそうです。
世界中でカボチャが食べられ続けているのは、作りやすく保存が利くこと、栄養があることと美味しいことです。粘膜や皮膚の抵抗力を強くするカロチンが多く含まれているので、保存しておいて緑黄色野菜の少ない冬でも食べることができました。
日本でも、江戸時代から冬至カボチャと言って、12月の冬至の日にカボチャを食べると風邪をひかないと言われていまも受け継がれています。
今日は身近な野菜「カボチャ」についての話でした。読書の秋、食欲の秋です。読書で頭の栄養を、カボチャを食べ元気な体で風邪や寒さに負けない体を作っていきましょう。カボチャの出てくるお話が合ったら是非先生に教えてください。