7/11 4年生 「見えにくさ」とはどういうこと?
- 公開日
- 2025/07/11
- 更新日
- 2025/07/11
コラム
4年生は、「みんながしあわせになるために」どんなことをしたらよいのかを、総合「ハッピープロジェクト」の学習を通して考えていきます。
今日は、目の教室の先生たちが「見えにくさ」について説明してくださいました。
「『弱視』というのは、見えにくさのことを言います。メガネをかけても、見えにくさがあります。」
と、説明してもらい、実際に弱視の人たちはどのように見えているのかを体験しました。
教科書や本を読んでみると、
「いつもの姿勢だとよく見えない。」
「思い切り目を近付けると文字が読めるよ。」
など、いろいろなことが分かりました。
また、文字を書く体験もしました。みんなが普段使っているノートの罫線は薄い色のものが多く、弱視の人にとっては、ますが見えづらく、使いにくいのです。そのため、罫線が濃いノートを使って学習することがあります。
「ぜんぜん違うますに書いていた!」
「目を近付ければ書けないことはないけど…。」
「濃いますの方が書きやすいな。」
と、驚きながら体験をしました。
また、普段みんなが使っているiPadにも、拡大したり、色を変えて見やすくしたりする視覚補助機能がたくさん付いています。
このように、みんなと一緒に活動ができるように、様々な工夫や努力がされているということが分かりました。
最後には、「不便で大変だった。」「困っている人を見たら助けたいと思った。」「みんなで協力すればよいと分かった。」と、一人一人がワークシートで振り返りました。
これからも、「みんなのしあわせ」について考えていきます。
※時間割の都合上、本日は4年1組と4年3組でのみ行いました。来週月曜日に4年2組で同様の授業を行います。