校長先生から「脈」に関するお話がありました。「先日、ニュースで『今年の漢字』というのを見ました。今年の漢字は『熊』です。校長先生は、第1位から第15位くらいまで見てみましたが、その中で気になったのは、第4位の『脈』です。5年生で習う漢字ですが、なぜこの漢字が選ばれたのか、それは大阪万博のキャラクターのミャクミャクがあったからだそうです。さて、校長先生は昨日、ある会に参加しました。その会は、東京の先生や、先生を辞められた方たちが集まる会でした。その会には、桜丘小の3代前の校長先生だった吉田元校長先生も参加されていました。校長先生は、吉田先生にお会いするのは初めてでしたが、吉田先生から声を掛けてくださり、このようにお話してくださいました。「昔、桜丘小の校長をしていて、今でも学校のホームページを見ています。ホームページから子どもたちの元気な様子が伝わってきて、まだ良い学校だなと感じて嬉しく思います。」と話してくださいました。こういうときに、『脈』という漢字を使って、「脈々と受け継がれている。」といいます。桜丘小の良いところが、吉田先生、その前の校長先生、その前の前の校長先生からもずっと受け継がれているというお話を、吉田元校長先生がしてくださいました。皆さんも、今、あることを一生懸命頑張って、また次に入ってくる1年生に桜丘小学校の良さを脈々と受け継いでいってほしいと思います。仲間力の良さも居心地の良い学校も、脈々と受け継いでいってください。」というお話でした。

　吉田元校長先生をはじめ、歴代の校長先生、桜丘小のために力を尽くしてくださった教職員の皆様、保護者、地域の方々、より良い学校にしようと努力した子どもたち、桜丘小に関わった人たち全員が築き上げてきた桜丘小の良さをこれからも大切にし、脈々と受け継いでいけるよう努めていきます。