学校日記

7/20 一学期終業式 校長先生のお話「可能性」

公開日
2022/07/20
更新日
2022/07/20

できごと

 一学期の目標は、「鍛える」でした。
何よりも大切なのは、「心」を鍛えることだと話しました。弱い心に打ち勝つ、強い心を鍛えられるのは、自分だけです。

 心を鍛えた人がたくさんいたことが嬉しかったです。通知表には、「つらいことでも最後までくじけずにやり遂げました。」とか、「みんなが嫌がる仕事も進んで行い立派でした。」など、正しい行動を心掛けた様子が伝わりました。
 また、「困っている友達に気づき、声をかけたり、励ましてあげたりしました。」とか、「1年生のお世話をすすんで行いました。」など、思いやりの心が育った子が多くいて、素晴らしいと思いました。
勉強を頑張ることも素晴らしいことですが、「人に優しくする」「人のためになることをする」「人を思いやる」ということは、人間として一番大切なことなのです。

さて、夏休みを迎えるにあたって、「可能性」の話をします。
だれでも可能性を持っています。皆さんは、自分がなりたいものになれる可能性があるのです。
 小学校の勉強は大人になって社会で生きていく上で必要なことばかりです。それに、自分のよさを見つけるためには、どんな勉強が役に立つか、今すぐには分からないから、いろいろな勉強をするのです。でも、全ての勉強は、すべての夢につながっています。

 皆さんが自分の可能性を見つけるために、いろいろな体験をすることも大事です。
 おもしろそうな所へどんどん出かけて行きましょう。
 可能性を見つけるきっかけは、友達との遊びや、自然との触れ合い、本、人との出会い、そして、今は興味がないと思っている勉強の中にあります。
 今日の勉強が、皆さんの可能性を広げています。自分が楽しいと思えるものの中に、可能性は広がっています。皆さんはどんな可能性を見つけられるでしょうか。
 長い夏休みにたくさんの経験をして、自分の可能性をたくさん見付けてください。