学校日記

令和2年10月26日(月)校長先生のお話

公開日
2020/10/26
更新日
2020/10/26

校長室より

 先週の水・木・金曜日に、3年生が図書館見学に行って来ました。中央図書館で、本の借り方や返し方、本の正しい扱い方などについて学んできました。普段は入れない場所に入れてもらうことができ、「また図書館に行きたいな。」と、本に対する関心を高めた子がたくさんいたそうです。
 今は、「読書の秋」と言って、本を読むのにふさわしい季節ですね。校長先生も、図書館のホームページから読みたい本を予約して、学校の帰りに図書館に寄って借りています。
 校長先生が今、読んでいるのは、「ジョン万次郎」という人のお話です。万次郎は、江戸時代の終わりごろ、14歳で船に乗って魚を獲っているときに台風に巻き込まれ、無人島へ流れ着きます。水も食べ物も無く、死を覚悟したときにアメリカの船に助けられて、万次郎は必死に英語を覚え、一生懸命に勉強をしてアメリカの学校を1番の成績で卒業します。その後、万次郎はどうしても日本へ帰って大好きなお母さんに一目会いたい、と努力を重ねます。果たして、万次郎は日本へ帰ることができたのでしょうか。続きが知りたい人は、図書館にも何冊か本がありますので、ぜひ読んでください。
 本を読むと、世界中を旅したり、タイムマシンに乗って過去や未来に行ったり、たくさんの知識を身に付けたり、心がほんわかあったかくなったりします。
 皆さんも、秋の夜長に、ぜひたくさんの本を読んでみてください。素敵な本との出会いが、皆さんを更に素敵な人に成長させてくれることと思います。