NIE(教育に新聞を)
NIE(Newspaper in Education=「エヌ・アイ・イー」と読みます)は、学校などで新聞を教材として活用することです。1930年代にアメリカで始まり、日本では85年、静岡で開かれた新聞大会で提唱されました。その後、教育界と新聞界が協力し、社会性豊かな青少年の育成や活字文化と民主主義社会の発展などを目的に掲げて、全国で展開しています。(NIEホームページより)
駒沢中学校のNIE
駒沢中学校は日本新聞協会からNIE実践指定校に認定されています。
NIEコーナー
印刷室前にNIEコーナーがあり、生徒が座って新聞が読めるようになっています。常に複数の新聞が置いてあります。
社説の要約
2年生の朝学習の時間、木・金曜日に新聞の社説を要約する学習を進めています。社会のことをよく知り、自分の考えをもち、活字で表現する活動です。なかなかよい意見がたくさんあります。世田谷区教育委員会も協力してくれています。
新聞への投稿
社会の授業で取り組みました。
産経新聞 ひこばえ倶楽部 「自分らしさを出して元気に」 平成25年度3年生女子
私は中学1年生頃まで人見知りで、人と話すことが苦手でした。意味なくうなずいたり、愛想笑いをしたりする自分がいやになることもありました。ある日、そんな私に気づいた友人から「もっと積極的に自分らしさを出してみたら。○○は優しい子だから、みんなから好かれると思うよ」と言われました。その一言がきっかけで私は積極的に声をかけ、会話に加わるようになりました。その結果、会話を楽しみ、素直に笑えるようになりました。また性格も明るく活発になったようで、そんな自分を好きになりました。自分らしさを出すということは難しいことです。でも前向きになることで友人は増え、生活も充実します。時には反発されて悪口を言われることもありますが、そんなことは日常生活では当たり前のことかもしれません。私は自分らしさを取り戻したことで、元気にたくましくなってような気がしています。
新聞の教材化
各教科等で新聞を教材として活用しています。
配布文書はありません。
NIE掲示板
印刷室前の掲示板に新聞記事を張り出し、記事についての意見やコメントが書けるようになっています。
いじめ防止に新聞を
いじめにかかわる新聞記事を廊下掲示板にまとめ、いじめ防止の啓発をしています。
新聞づくり
社会や総合的な学習の時間、学校行事などで、生徒たちが新聞を作成して配布しています。生徒会新聞や図書だよりも生徒たちが作成して発行しています。
教職員の研修
教育にかかわる記事の内容を全教職員でシェアするかたちで研修を進め、意識を高めています。(学校運営支援部)
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