5年生の教室では、「ミニビブリオバトル」が行われていました。

自分が読んだ本の中でおすすめの一冊を相手に紹介します。今回は「ミニ」ということで小グループの中でおすすめの一冊を紹介し合い、グループ内での一冊を決めるという方法で行なっていました。このビブリオバトルを行うことで、自分が読んでいない本を知ることができたり、また、自分がこれまであまり興味をもっていなかったあまり読んでこなかったジャンルの本に出会うことができます。

普段あまり読書をしない子にとっては、新たに本に触れ合う機会になります。また私たちもそうですが、どうしても読む本のジャンルが偏ってきます。大人はそれでも構わないですが、小学生はまずはいろいろなジャンルの本に触れ、その上で自分の好みを見つけていけばいいと思います。これまで読んだことがなかったジャンルの本を読んでみたら、実は面白かったということもあります。今回は「ミニ」でしたが「ミニ」でなければ、例えば勝ち抜き戦にすればより多くの本の紹介を聞くことができます。

実はこれ、家庭でも実践することができます。保護者の方が読んだ本を子どもに紹介する、子どもはお家の人に紹介する、きょうだいも巻き込んでということも可です。

読書の秋、まだまだ暑いですが、ご家庭でもビブリオバトルしてみてはどうでしょうか。