放送朝礼 2
- 公開日
- 2020/12/07
- 更新日
- 2020/12/07
できごと
生徒が教室でも、体育館と同様、静かに待機をしていた頃、放送室でも教務主任と校長が普段と同様、司会と校長講話、そして今日は表彰を受けたテニス部と税の作文を書いた3年生の紹介もありました。
全校朝会の学校長の話
おはようございます。
令和2年もいよいよ12月となりました。今週はどの学年も面談期間です。そして9期生は、私との面接練習が今週から本格的に始まります。この面談期間の「面談」と面接練習の「面接」。言葉は似ていますが、中身は少し違います。
「三者面談」というと、「先生から何か言われる」と身構える生徒が多いようですが、本来は家庭での様子を保護者から聞き、学校での様子を保護者に伝え、生徒が前向きに生き生きと中学校生活を送るためにはどうしたらよいか意見を交わし理解を深めるための、いわゆる話合いの場なのです。
一方「面接」というのは、「面接試験」を省略した言い方です。試験なので当然のように結果、つまり合格か不合格が出ます。だから、面接を受ける前には準備を入念にして良い結果を出そうとするわけです。
しかし、「面接」「面談」どちらにも共通しているのは「面」という漢字がある点です。この漢字には「直接相手と向き合う」という意味があります。向き合う、というのは正面を向き合うというだけでなく、心と心を向かい合わせにする、とい意味も持ち合わせています。面談で何かを言われるのではないか、と恐れていては物事は始まりません。先生が面談で言った言葉の意味をよくかみしめ、その後の生活に活かしていくことが大切です。面接試験でも同じことが言えます。試験にパスすることも大切ですが、面接官は、自分と向き合っている生徒がどういう人物かを知りたいと思っています。失敗を恐れず、ぜひ心を開いて面接官と向き合ってください。
感染症のことがあり、どうしてもマスク越しに会話をしなければなりませんが、だからこそお互いに気持ちを向き合わせることを大切にしてください。