学校日記

始業式

公開日
2021/04/06
更新日
2021/04/06

できごと

4月6日 始業式の校長の話

おはようございます。

 今日から令和3年度のフナキボの学校生活が始まります。そして明日は後輩である12期生を迎え入れる日です。とはいうものの、残念ながらみなさんは対面することができません。新入生をフナキボの伝統である先輩の合唱で迎えることができませんが、明後日から日常の「あいさつ」や授業に真剣に取りくむ姿、そして運動会や合唱コンクールで練習から手を抜かない先輩としての意気込みをぜひ見せてあげてください。
 さて,今年度も感染症のことを学校生活から除外することはできません。行事の準備をしていても直前に中止になることもあります。それを目標に懸命に努力してきたのに、という虚しい気持ちを味わう可能性もあります。
 一昨日、水泳日本選手権で優勝した池江選手がレース直後のインタビューで「自分がすごくつらくて、しんどくても、努力は必ず報われるんだなと思った」と答えたことが病気のこどもや国民に勇気を与えました。しかし、池江選手のように最高の形で努力が報われることは、実はそう多くはありません。頑張っても自分が思ったように報われない、ということの方が世の中は多いと思います。
 しかし、卒業した9期生を含め、10期生、11期生は、昨年度の状況の中でも決してあきらめず前向きに生活していこう、という気持ちを身につけてきました。報われないかもしれないけれど「あきらめずに努力した」という事実は永遠に残ります。私を含め、教職員はそんなフナキボ生が少しでも報われるよう努力し後ろから支えていきます。
 今年は船橋希望中学校創立10周年目に当たります。この「決してあきらめない」という新たな伝統を、みんなの記憶に留めておくことができる年にしていきましょう。

以上で始業式の話を終わります。