学校日記

朝礼の様子

公開日
2021/06/21
更新日
2021/06/21

できごと

本日、体育館で2・3年生の朝礼が行われました。校長先生からのお話、部活動の表彰が行われ、生徒たちも集中して話を聞いていました。(田村)

校長先生のお話

昨日の朝日新聞にフナキボのまなBASEの自習室の記事が載っています。水曜日まで4日間連続で特集記事が組まれるそうです。卒業生が母校の後輩のために、継続して勉強を教えたり、進路の相談にのったり、受験の体験談を語ることは、全国的にみても珍しいことです。それだけ、フナキボの後輩のことを思っている先輩がたくさんいるということです。しかし、この大学生の全てがフナキボ出身、というわけではなく、中には他の中学校出身の先輩もいます。

どうして出身校でないのに来てくれるの?その理由は間違いなく「自習室を必要としているフナキボ生がいるから」です。毎回、毎回たくさんの生徒が来て、質問や進路相談などを投げかけてくれることが先輩たちのモティベーションにつながっています。人は誰かに必要とされていることが生きるエネルギーになります。このように考えると、中学2、3年生である皆さんが目指すべきことは何でしょうか。後輩から必要とされる、目標となるフナキボ生になるには何に気をつけたらよいのでしょうか。

例えばある12期生がいるとします。その生徒は、部活動で活躍し、誰に対しても分け隔てなくあいさつをするカッコイイ先輩に憧れ「自分もそのようになりたい」と思いました。しかし、廊下ですれ違った知らない先輩にあいさつをしたけれど、気がつかれずあいさつが返ってこなかったり、チラッと見られただけで通りすぎてしまったり、「なんだこいつ」という顔をされながら素通りされてしまうことが数回続いたとしたら、その12期生の成長は、部活動の先輩へのただの憧れで終わってしまいます。「あいさつ」ひとつ取ってみても先輩である皆さんの影響力ははかりしれません。かっこいい先輩の存在は、多ければ多いほど後輩の成長につながります。

コロナ禍で様々な制約はありますが、先輩としての自覚と誇りをもって学校生活を送ることを期待しています。