終業式
- 公開日
- 2022/07/20
- 更新日
- 2022/07/20
できごと
今日の終業式は放送で実施。もちろんフナキボなので、全体で集合したのと変わらぬ聞く姿勢であることに変わりはありません。
【7月20日 終業式の学校長の話】
おはようございます。
令和4年の1学期が今日で終わります。実は、一昨年と昨年の1学期には、どちらも緊急事態宣言が発令されていて学校生活にも制約がありました。今年は、運動会にも11期生の保護者が見学に来ることができたし、公開期間で授業もみていただくことができたので通常の生活に一歩近づくことができました。これも、フナキボの生徒と先生が2年前から継続して感染対策を徹底して行なってきたからです。
しかし、今月に入り都内全域で小中学校の学級閉鎖が増えはじめました。これはBA5という変異株の流行と関係があります。今までのものより感染力が強いことも分かってきました。明日から夏休みに入るので、授業中の感染の心配はしばらくなくなりますが、油断は絶対しないでください。換気が悪く、相手との距離が近いと感染リスクは飛躍的に高まります。
夏休みだから、思い切り部活動に打ち込める、と思ったら「複数の感染者が出たのでしばらく活動停止です」ということになりかねません。明日からも、通常の学校生活と代わらぬ意識で感染症対策を徹底してください。
さて、42日間の夏休みに入ります。日本で一番忙しいといわれる中学生が夏休みを有意義に過ごすためには次の3つをバランスよくやることが大切です。1つ目は宿題や受験勉強。2つ目は部活動や習い事。そして3つ目は普段はできないこと。
11期生は1つ目の受験勉強に重きを置くでしょう。12期生や13期生は、3つ目の普段できないことに力を注ぐ人が多いかもしれません。いずれにしても、一生懸命過ごしていたらあっと言う間に終わってしまった、と思い返せる夏休みにしましょう。
最後にフナキボ生に夏休みならではの提案です。この休み中にぜひ一回は夜空をしばし眺める時間をとりましょう。50億年前の太陽系、さらにさかのぼること138億年前に誕生した宇宙空間。その中のたったひとつの惑星にすぎない地球に暮らす人類の存在のはかなさと、だからこそ命を大切にする意味を推し量ることができると思います。時間がある夏休みならではのイベントです。ぜひ宇宙と向き合ってみてください。
以上、話を終わります。