学校日記

始業式

公開日
2023/09/01
更新日
2023/09/01

できごと

2学期が始まりました。始業式は42日間の夏休み後とは思えないいつものフナキボの雰囲気に包み込まれていました。

9月1日 始業式での学校長の話
おはようございます。
 夏休みあけのこの体育館にフナキボ生がこうして顔をそろえて集まることができたことが何よりです。今日は2学期の過ごし方の話をします。
 まずは42日間の夏休み、計画倒れに終わった人の中には、心に悲壮感を漂わせている人もいることでしょう。でも、大切なのは人間最後まであきらめないこと。この夏、私を含め高校野球や世界陸上、そして昨日のワールドカップバスケットボールのように最後まであきらめない気持ちが結果を出したことを知った人も多かったでしょう。
 フナキボ生の、ほんとうの頑張りどころは今日からの過ごし方です。昼夜逆転の生活をしていた人。まずは昼型に自分で戻す必要があります。「とりあえず、授業を受けていればそのうち勉強のペースが戻る」と考えている人。人任せの勉強では、深い理解はできません。自分でペースを作ってください。
 もうひとつ大切なことは、一人だけでやろうとしないこと。人からの意見や忠告に耳を傾けることです。なぜそう思ったのか。それはこの5月に生まれた私の孫の存在です。生まれてから2カ月くらいは、おしっこをしておむつ交換をしてもらう・泣く・寝る、の3つしかやっていません。実に様々な笑顔を最近見せるようになったのは、目が見えるようになってからおむつを換える時に話しかけ、ミルクをあげる時微笑む両親の存在があったからです。十数年生きてきたみなさんが今あるのも周囲のおとなの愛情や呼びかけ、愛ある忠告をしてくれた友だちの存在があるからです。それを決して忘れないことです。
 修学旅行、職場体験、学発、進路などが取り組むことがたくさんある2学期こそ、フナキボ生の真価が問われます。1学期に素晴らしい結果を残したみなさんなら大丈夫です。ひとりひとりが役割を意識して2学期の生活を充実させてください。
 以上で話を終わります。