今日の避難訓練は「不審者が学校に侵入した」ときの対応を行いました。

３年生は、まず前後のドアを、誰かが指示をすることなく、自然と二手に分かれ、ドアの窓等が割られた時の対応のために、まずカーテンを閉め、すぐに机、椅子を組み合わせ、しっかりとしたバリケードをドア付近に素早く作っていました。

バリケードを作った後は、これも自然に廊下側から離れ、窓際に静かに身を低くし、不審者が確保等されるまでの時間、身を守れるよう、行動していました。

その流れは、避難行動が「考えなくてもできる！」でした。

さらに素晴らしかったのは訓練終了時に、「こうされたら…」と質問した時、様々な意見が出され、自分や仲間の命を守るための行動を生徒自身で考えられていたことです。

そしてもっとすごかったのは、その話を聴いていた担任の先生が「この訓練を通して、様々なことを想定して考えることが大切！」「それがきっと命を守ることにつながる！」という話をしていたことです。避難行動を身に付けることとともに、これこそ今日の訓練の最大のねらいですね。

上中生全員の「命」を守る避難訓練、これからもしっかり一人一人が考え、行っていきましょう！