学校日記

2年生学年通信

公開日
2020/03/18
更新日
2020/03/18

2年生

 2年生のみなさんこんにちは。
暖かい日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

 明日はいよいよ三年生の卒業式です。先生たちは今日まで少しずつ、例年とは違う準備を進めてきました。三年間、特にこの一年間は学校を引っ張っていってくれた三年生に感謝の気持ちをもつのと同時に、来年は今の二年生が卒業なんだな…という感傷的な気持ちにもなりました。
 さて、先日は古典分野から紀友則の歌を紹介しましたが、今日は近代の短歌を紹介しようと思います。

たんぽぽの 綿毛を吹いて見せてやる
いつかおまえも 飛んでゆくから

 サラダ記念日で有名な、俵万智さんの歌です。たんぽぽの綿毛を吹いて、空へ飛んでいくのを幼いお前に見せてやろう、お前もいつか巣立っていくのだから。という意味になります。みなさんが世田谷中学校で学ぶことができるのはあと1年。しっかりと勉強、運動に取り組み、楽しい学校生活を送り、立派に巣立っていってほしいと思います。
 学校には1つだけたんぽぽが咲いていました。綿毛になるには少しかかりそうですね。三年生になったみなさんと、綿毛になったたんぽぽを見られる日を楽しみにしています。