学校日記

20200926sat_卒業生の親子の話を聞く会!

公開日
2020/09/29
更新日
2020/09/29

I組

3日遅れの投稿になってしまいました。

26日(土)に「卒業生の親子の話を聞く会」を生徒と保護者対象に開催しました。

例年、「卒業生の話を聞く会(生徒対象)」と「卒業生の保護者の話を聞く会(保護者対象)」を行っていたのですが、「親子の話」は今年初めての挑戦です。

保護者視点、生徒(卒業生)視点からのお話や、ひなぎくを卒業して、就職して、「大人になった今だから言えること」などを聞くことができました。ありがとうございました。

卒業生のこんなコメントがとても印象的でした。

(質問)ひなぎくでは最近、「普通ってなに?」っていう話をすることが多くって、不登校を経験している自分たちは、「普通」ってことをどう捉えればいいのかっていう話題があるんですけど、どう考えますか?

(回答)私も不登校のころは普通に過ごせないって思ってたけど

その時、在籍校に普通に行けなかったことで、今、困っていることはひとっつもなくって

ひなぎくで友だちだった子も大学卒業して、就職して、「普通」に過ごしている。

今、在籍に行って心が折れちゃって、高校のことを考えられなくなっちゃうくらいよりは

こうやって守ってくれる大人がいっぱいいる中で、穏やかに過ごしていられる間過ごしているのも、ひとつの手だと思う

ここで普通じゃなかったからと言って、ずっと普通じゃないわけじゃない


先が見えないのって不安だけど、身近なひなぎくの先輩からこのような言葉をもらえて、とても嬉しかったです。


生徒の感想を2つ紹介します。


(Aさん)高校は全日制がいいと思ったいたけど、大学や就職からでも道は変えられるし、そこまで普通にこだわらなくてもいいんだと思った。
自分の居場所をちゃんとわかっておけば、少しは不安が減ると知って、安心した。少しの気持ちでも思ったことを口に出すということは割と大事なんだと思った。
どこに行っても自分を持っていれば何とかなるんだと思った。自分の周りの環境はすごく大事ということを知った。



(Bさん)つらい思い出も時間がたてば案外悪くないかなって思ったりしたり、、あんまり不安になりすぎると前が見えなくなってしまうから誰か身近な人に相談してもいいかなって誰かに助けを求めたりできるようになれるようになりたい。


貴重なお時間をありがとうございました。