落語講座 その1
- 公開日
- 2021/12/06
- 更新日
- 2021/12/06
できごと
12月3日(金)、2年教科「日本語」の時間に落語家の方に来ていただき、落語講座を開催しました。
来校いただいたのは、立川 こはる 様(たてかわ こはる 様)と立川 寸志 様(たてかわ すんし 様)のお二人です。5校時に落語の歴史や変遷、落語家の日常、落語家になるには等のお話の後、お二人に落語を行っていただきました。こはる様には新作落語「子ほめ」、寸志様には新作落語「猫と金魚」を演じていただきました。生徒は面白い場面では大きな声で笑い、落語家の方のキレのある語り口に魅了されていました。
6校時には畳一畳に生徒が二人ずつ座り、落語家のお二人から扇子と手拭いを使った実演及び指導を受け、生徒が扇子と手拭いの新しい使い方について考えました。扇子を2本使った「お好み焼き」、鏡と櫛に見立てた「前髪を整える」など、300年以上続く伝統芸能に触れながら、新しい感性を取り入れた独創的なアイデアが生まれました。
生徒の感想の一部を紹介します。
「扇子と手拭いだけで、これが何かをわからせる技術はすごいと思いました。また、話し方や人によって、違う話し声などにしたりすることなども、とてもすごいと思いました」
「小学校の頃見た時よりも今の方が、落ち以外にもここ面白いなと思えるところがあり、人の想像で話が進む落語のすごさを実感できました。」
「YouTubeで見たことはあったが、生で見た方が迫力があったし、1つ1つの細かい表現がよく伝わってきてすごく面白かったです。日本の文化は素晴らしいなと思いました。」
「二つ目になるまでに、六年以上かかるのを聞いて、とても驚きました。上下関係が年齢じゃなく、どれだけやっていたかで決まることが一番印象に残りました。」