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学校日記

80回目の広島慰霊の日 8月6日(水)

公開日
2025/08/09
更新日
2025/08/09

できごと

80回目の広島の日。今年も平和祈念式典で、子ども代表の「平和への誓い」が読み上げられました。紹介します。

平和への誓い

いつかはおとずれる、被爆者のいない世界。

同じ過ちを繰り返さないために、多くの人が事実を知る必要があります。

原子爆弾が投下されたあの日のことを、思い浮かべたことはありますか。

昭和20年(1945年)8月6日 午前8時15分。

この広島に人類初の原子爆弾が投下され、一瞬にして当たり前の日常が消えました。

誰なのか分からないくらい皮膚がただれた人々。

涙とともに止まらない、絶望の声。

一発の原子爆弾は、多くの命を奪い、人々の人生を変えたのです。

被爆から80年が経つ今、本当は辛(つら)くて、思い出したくない記憶を伝えてくださる被爆者の方々から、

直接話を聞く機会は少なくなっています。

どんなに時が流れても、あの悲劇を風化させず、記録として被爆者の声を次の世代へ語り継いでいく使命が、私たちにはあります。

世界では、今もどこかで戦争が起きています。

大切な人を失い、生きることに絶望している人々がたくさんいます。

その事実を自分のこととして考え、平和について関心をもつこと、多様性を認め、相手のことを理解しようとすること。

一人一人が相手の考えに寄り添い、思いやりの心で話し合うことができれば、

傷つき、悲しい思いをする人がいなくなるはずです。

周りの人たちのために、ほんの少し行動することが、いずれ世界の平和につながるのではないでしょうか。

One voice.

たとえ一つの声でも、学んだ事実に思いを込めて伝えれば、変化をもたらすことができるはずです。

大人だけでなく、こどもである私たちも平和のために行動することができます。

あの日の出来事を、ヒロシマの歴史を、二度と繰り返さないために、私たちが、被爆者の方々の思いを語り継ぎ、一人一人の声を紡ぎながら、平和を創り上げていきます。

令和7年(2025年)8月6日

こども代表

広島市立皆実小学校6年 関口千恵璃(せきぐちちえり)

広島市立祇園小学校6年 佐々木駿(ささきしゅん)

私達弦巻中学校の生徒も、2年間戦争の実像、平和を学び、広島の地を訪れることができました。平和宣言をしました。一人ひとりが考えました。この学びをこれからももち続け、学び続けていってほしいです。

今年の6日も東京で過ごすことになりました。

また、いつか、広島で、広島の日を迎えたいです。

8月9日は、ながさき平和の日です。