人権講演会
- 公開日
- 2012/07/07
- 更新日
- 2012/07/06
学校生活
7月6日(金)、本校体育館において人権講演会があり、東京弁護士会の児玉勇二先生を講師にお迎えし、「人権と差別」についてお話をしていただきました。児玉先生は「いじめ裁判」をはじめ、子どもが人権を侵害されている、いろいろなケース・事件の裁判をはじめ、障がいをもった子どもの問題など、ざまざまな活動を精力的に続けている方です。
「どんなことがあっても、いじめは絶対にゆるされない。いじめてもいい理由なんて何もない!」「いじめをなくすには、加害者・被害者だけでなく、観衆者・傍観者の行動が大切。直接いじめをしていなくても、それを止めなければ、いじめに加担しているのと一緒。傍観者は共犯者である!」「ちょっとふざけただけのつもりでも、相手が『いじめ』と感じれば、それは『いじめ』である。」「誰にでも幸福に生きる権利がある。いじめにより、その権利(人権)を侵害し、将来の希望を奪ってはいけない!」など、心に響くメッセージを生徒たちに贈っていただきました。
いじめに気づいたら、勇気を出してそれを止めるのが一番です。でも、それが難しいときには、せめて話をきいてあげ「私はあなたの味方だよ」というメッセージを送ってほしいと思います。「たった一人でもいい、自分のことを分かってくれる人がいる。」それだけで、人は「生きる力」「生きる勇気」が湧いてくるものです。
「優しさいっぱい弦巻中!」というスローガンのもと、みんなで力を合わせて、いじめのない、優しさいっぱいの学校にしていきたいと思います。