本日4日　3年生は「学習習得確認調査」に臨んでいます。この調査は、夏休み中に学習した内容がどれだけ定着しているかを確認する大切な機会です。

3年生の皆さんにとって、この夏は進路に向けての準備を本格的に始めた期間だったと思います。夏季講習に参加したり、模試にチャレンジしたり、部活動と両立しながらコツコツと学習を積み重ねてきた成果を、今日の調査でもしっかりと発揮してくれることを期待しています。

教室の様子を見て回ると、どのクラスでも真剣な表情で問題に取り組む姿が見られ、私自身もとても安心しました。この姿勢こそが、これからの学びにおいて最も大切な「粘り強さ」そのものだと感じました。

受験勉強というと、「一日に何時間も勉強しないといけない」と思いがちですが、実は「勉強しない日をつくらない」ことの方が、もっと大切です。毎日少しずつでも、学ぶことを習慣にしていく。それが春に大きな成果となって返ってきます。

どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、最低1時間は机に向かってみる──そんな小さな積み重ねが、受験という大きな目標を乗り越える力になります。

3年生の皆さん、今日の調査をゴールではなく、新たなスタートとして捉え、これからの学習にも前向きに取り組んでいきましょう。私たち教職員一同も、全力で応援しています！

世田谷区立用賀中学校　校長　毛利　慎治