用賀中学校日記

美術部が描く夏の縁日 ― 静かな集中の中に感じる、生徒たちの情熱

公開日
2025/06/11
更新日
2025/06/11

校長室だより





本日、水曜日のキュビナデー。校内を巡回しながら各教室をのぞいてみると、どの学年も静まりかえった中で、生徒たちがキュビナの学習に真剣に取り組んでいる姿がとても印象的でした。テスト1週間前ということもあり、それぞれが集中して学びに向き合う姿勢に、頼もしさを感じました。



そんな中、美術室では美術部の作品展示が目を引きました。今回のテーマは「夏休みの一日」。その中でも特に心を惹かれたのが、縁日の風景を描いた一枚です。夕暮れのやわらかな光に照らされた浴衣姿の男女が、屋台の並ぶ小道を歩いている様子――思わず夏の香りや賑わいがよみがえってくるような、心温まる作品でした。



まだ夏休みまでは少し時間がありますが、今のこの努力の積み重ねが、きっと爽やかで楽しい夏へとつながっていくのだと思います。



そして、2週間後には「学校公開」が予定されています。今回ご紹介した美術部の作品も展示予定ですので、地域の皆さまにはぜひご来校いただき、生徒たちの感性と表現に触れていただければと思います。



生徒の皆さんも、まずは目前のテストに向けて、健康に気をつけてこの1週間を乗り切りましょう。



世田谷区立用賀中学校 校長 毛利 慎治