未来を描く第一歩――多様な進路に応じた個別相談会を開催しました
- 公開日
- 2025/06/21
- 更新日
- 2025/06/21
校長室だより
6月20日(木)、用賀中学校では「多様な進路を考える個別相談会」を開催しました。今回の相談会には、10校の上級学校にご協力いただき、在校生とその保護者が一人ひとりの将来に向き合いながら、具体的な進路選択についてじっくりと考える貴重な機会となりました。
ご参加いただいたのは以下の10校です。
・都立六本木高等学校
・都立深沢高等学校
・都立蒲田高等学校
・都立総合工科高等学校
・科学技術学園高等学校
・東京文理学院高等部
・大智学園高等学校
・N高等学校
・クラーク記念国際高等学校
・あずさ第一高等学校
相談会は体育館で実施され、各学校の先生方がブースを構え、生徒や保護者と直接対話を行いました。生徒たちは、自らの興味や関心をもとに複数の学校を訪れ、教育方針や特色、学校生活について深く学ぶことができました。個別相談を通じて、「こういう学校もあるんだ」「この分野に進んでみたい」と新たな視点を得る生徒も多く、保護者の方々からも「進路の方向性が明確になった」との声をいただきました。
この相談会は、生徒や保護者だけでなく、教職員にとっても非常に有益な機会となりました。各校の先生方との対話を通じて、教育現場の最新の取り組みや入試の動向、生徒の可能性を伸ばすための指導のヒントを得ることができました。進路指導に対する私たちの意識も、より多様な価値観を尊重する方向へと広がりました。
また、今回は地域の皆様にもご協力いただきました。実際に各校へ進学した卒業生が顔を見せてくれ、後輩たちへ自身の経験を語る姿には、多くの生徒が耳を傾けていました。「あの先輩が今、こんな学校で頑張っているんだ」と、未来に向けた具体的なイメージを描くきっかけになったと思います。
一人ひとりが自分に合った進路を選択することは、これからの時代において必要不可欠です。多様な進路に対応するために、用賀中学校では今後も、学校・家庭・地域が一体となって生徒を支える取り組みを進めてまいります。
ご参加・ご協力いただいた各校の先生方、そして地域の皆様に心より感謝申し上げます。
世田谷区立用賀中学校 校長 毛利 慎治