「先生、清書用の画用紙をください。わたしはピンクがいいです。ピンクをください。お願いします。ピンクです！」
　「見て〜、先生！こんなふうに書いちゃった。家族みんなの顔なの。ウフフ。いいでしょ〜う。」
　「とても素敵なカードができたわね〜。カードをもらう人も喜ぶと思うな〜。」「え〜っ。そうですかね〜。照れます〜〜〜。」

　「女子の中にはね、乙女な子もいるんだよ！わたしはそういうのは好きじゃないんだ。」「俺は家族に書くわ〜。ちょっと渡すのは照れるから渡さないけど。」
　丁寧に書いています。
　イラストが得意なこの生徒は、イラストも入れて書いていました。

　「ピース！先生、ぼくのカードは見ないでくださいよ〜。ちょっと内緒です。」
　「なぁ〜、バレンタインでカード書くって言われてもな〜。」「うん、そんな熱い思いはないけどな。でもま、授業だし。書いとくか。」
　「困ったな〜。誰に書くんだよ〜。なんて書けばいいんだよ〜〜〜。」

　１時間目の始まるチャイムが鳴りました。みんなすぐ席に座りました。「みんな、とってもいいですね。べリ〜グ〜。レッツ！エンジョイ！イングリッシュ！」先生の声が優しく響きました。今日はバレンタインにちなんだカード作りの授業です。
　”この人に渡したい”という人を思い浮かべて、英語でカードを書いています。
　「ね〜ね〜誰に書く〜？」「わたしは家族に書く！」
　「先生、わたしもう下書きできました。赤い画用紙をください。清書します。」

　もうすぐ１時間目の英語が始まります。先生が入ってくると「あ〜先生おはようございます。今日は何を勉強するんですか〜？」「今日はね〜、ちょっと楽しいことを考えているのよ〜。楽しみにしていてね。」
　「あ〜、さっきのことが気になるの〜。先生、どうしよう〜。」「わかったよ。１時間目が終わったら、一緒に考えようね！」
　「昨日のゲームのさ〜・・・」「ゲームの話どころじゃないよ。今日は午後に大きなイベントがあって、そのことでもう頭がいっぱいなんだ。」

　おはようございます。また新しい朝がきました。今日はどんな一日が待っているのでしょうか？楽しみです。
　今朝の朝の様子です。朝学習を始めている生徒がいました。「おはよう！頑張ってるね。教室寒くない？」「おはようございます。はい大丈夫です。」
　おしゃべりに花が咲いている生徒もいます。今日が始まりました。

今日の音楽はドボルザークの「新世界」の鑑賞から。
ん〜。正直眠くなっちゃうなー。。なんて。

・意外とピアノ弾けちゃうんだよね。
「うまいでしょ？」
・「いや、見ないでください。恥ずかしいなーもう。」
　　

　「わたしの大好きな赤が、きれいに塗れたな。野球のボールも描いたから、もうこれで大満足！」「○○先輩、よかったね〜。」「わたしはまわりを飾るお花を黄色の紙で折るね。た〜くさん作って、まわりをきれいに囲んじゃおう〜っと。」
　「やっぱ、○○先輩には水色が一番ぴったりだよね。もっと絵の具出すね。」「うん、ありがとう。○○ちゃんと一緒だと、楽しくできるな。」
　『３年生の絵』は、完成するとこんな風になります。これは以前の卒業生の作品です。卒業生も元気で頑張っているかな。会いたいな〜。

　今日はお休みしている３年生の絵を、同じチームの２年生と１年生の生徒が、丁寧に色塗りに入ってくれました。「○○先輩には赤がピッタリだよな。」「○○先輩のために頑張ろう！」
　「本当にこの色でいいの？」「いいな。好きなグリーンの色が出てる。」「僕もこれでいいと思いますよ〜。」
　「この紫色とハートの絵、○○ちゃんにぴったりだね。いい背景が描けてよかったね。」「うん、ありがとう。○○ちゃんがアイデアを出してくれたおかげだよ。」「顔の色もいれていこう！お化粧しているみたい。」「髪の色ちょっと真っ黒すぎるかな？」
　

　美術の授業は、共同制作「３年生の絵」が続いています。
　下書きが終わりました。今は色を塗り始めたところです。背景の色から塗り始めているチームがほとんどです。
　背景の色にもやっぱりこだわりがあります。ピンクが好きな生徒は、いつもピンクを選びます。「ピンクが大好きなのよ〜。」と話してくれています。
　「この生徒はブルー、この生徒はイエロー。やっぱりな。わかるわかる。」と思いながら、見てまわりました。
　

　教室の隅っこに、男子が集まって話していました。隅っこ暮らしの男子です。
　「さあ、１時間目が始まりますよ〜。みんな廊下に並びましょう！」と美術の先生の声が聞こえました。
　その声に続いて、美術係の生徒の声も聞こえました。「並んでくださ〜い。」係の仕事をいつもきちんとやってくれます。
　職員室の先生方に「じゃ、美術に行って来ま〜す。」「行って来るね〜。」「後で見に来てね〜。」などと声をかけながら、みんなで美術室に移動しました。

　今日は欠席者が少ないです。昨日より少し活気がある感じです。朝の会が終わって、１時間目の美術の移動を待っています。
　廊下で声がします。声に誘われて見てみると、生徒と支援員の先生がいました。ドッチビーの道具を使って、大笑いしながら２人で遊んでいます。
　廊下の奥の方を見ると、今日も切れのある動きを見せている生徒がいます。今日は『ドラゴンボールの動き』ではなく『仮面ライダーの闘いの動き』だそうです。カッコいいです。
　教室の中では女子が、絵を描いている生徒のまわりに集まっていました。
　

今日の放課後には２月の各種委員会が行われました。どの委員会も活発に話し合いがされていました。みんなが気持ちよく過ごせるようになるための自治活動。今年度の委員会も今日も含めてあと２回を残すのみです。この調子で充実した２学期のまとめができるようにしましょうね。

校庭で１年生が何やら楽しそうに実験をしています。近くに行ってみるとレンズを通して光を集める実験でした。器具に固定されたレンズを通して太陽の光を集めます。すると黒い紙が熱を持ちちりちりと焦げてくるのです。みんな夢中になって実験をしていました。

　「最後の実験です。９個の紙コップを重ねます。その上に乗ったらどうなるでしょうか〜。予想してみましょう。」
　「乗れないよ。」「つぶれちゃうよ。」「余裕で乗れるでしょう〜。」「でも片足で立つの難しそう。」
　このあと、紙コップはどうなったと思いますか？是非、今日の夕食の時間にでも、お子さんから聞いてみてくださいね。
　女性の履くピンヒールで踏まれるとどうなるか？
　”かんじき”という履物を履くと雪の上は〜〜〜。
授業は続き、あっという間に終わりのチャイム。今日の理科の授業も楽しかったね。

　「見てください。無残にも、つぶれてしまいましたね。」
　「じゃ〜今度は、９個の紙コップを並べて、その上に板を置きます。この上に乗ったら、どうなるでしょうね〜。また予想してみてください。」
　ジャ〜ン！大成功！！何と、乗れました。
　「うっそ〜。」「すげえ、乗れちゃったよ。」「○○くん、こわくないの？」

　紙コップを１個、床の上に置きました。その上に、ときわ学級で一番背の高い男子生徒が乗ります。
　「さあ〜みなさん、紙コップはどうなると思いますか？」と先生の質問が出されました。思い思いの予想を立てて、プリントに書きこんでいます。
　「乗れると思うな。」「つぶれるよ〜。」

　理科の授業は『圧力って何？』という内容の授業でした。校長先生と副校長先生も参観に来てくださいました。
　生徒たちは大喜び！「あっ、校長先生だ。こんにちは〜。見に来てくれたんですか〜？」「副校長先生、気をつけ礼。こんにちは。」
　先生は少しだけ緊張？いえ、いつも以上に、楽しそうに授業を進めていました。先生の質問に、たくさんの手が挙がります。

　「ソレっ！どんなもんかな〜。こんなもんだと思うけど。」
　「アララ〜、やっぱ、鬼を飛び越えちゃったよ。力を入れすぎた。」
　「さて勝負の結果は？青組かな。赤組かな。」

　今日は体育の授業にも鬼が参加中。『節分ボッチャ』を一緒にやっています。鬼も礼儀正しく、生徒と一緒に列に入って並んでいます。