高校の目指す生徒像とは高等学校の調べ学習を行いました。砧中学校の卒業生が進学した高校などを参考に、生徒が関心を持っている都立高校と私立高校でそれぞれのホームページから学校の特徴やアクセス方法などを調べています。 ホームページの中で「目指す生徒像」といった掲載内容があります。まさにその高校がこういった生徒に入学してほしい、高校卒業時にはこういった生徒になってほしいという学校方針の基本となるところです。 たとえば「社会に貢献できる生徒」や「国際感覚を身につけた生徒」などがこれに当たります。大切なのは自分自身が「社会貢献」や「国際感覚」をどう捉えるのかという点から考えてみることです。「社会貢献」はボランティア活動をすることでいいのか、「国際感覚」は英語が好きだからでいいのか、一度原点に立ち返ってその言葉の持つ本質について考えてみましょう。 ここで課題を提示します。 高校の面接で「私はボランティアに熱心に取り組みました。だからこの学校の目指す社会貢献に繋がると思います。」と自己PRをした時、その主張自体が高校に入るためのボランティア活動になってしまい、本当の意味での社会貢献にはならないのではないか、といった矛盾が生じる可能性があります。さて、みなさんはその点をどう考えますか? あえてここでは答えは書きません。これから一緒に考えていきましょう。 |
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