今日は、ココアあげパン、ハンガリアンシチュー、グリーンサラダ、牛乳です。

ハンガリーの家庭料理で最も有名なのがグラーシュです。日本でも食べられるお店が多いのですが、その多くがシチュータイプのものです。　ハンガリーのグラーシュはサラッとしたスープですが、ドイツやオーストリアではグーラッシュという煮込み料理になったのだそうです。日本のレストランに多くあるのはドイツ風のグーラッシュなのだと思います。日本のハヤシライスは、このグヤーシュが起源であるという説もあるそうです。「ハヤシライス」、「グヤーシュライス」、あまり似てない気がします。どちらも煮ている料理ではありますが。

グラーシュに使われる香辛料は。パプリカとマジョラムです。特にパプリカは赤い色付けに欠かせません。パプリカは唐辛子科の植物なので辛い品種もあるようで、それを使った辛いグヤーシュもあるそうですが、一般的には辛みがないものが多いようです。唐辛子科の植物なので、パプリカの原産地はアフリカではなくて、中南米ですね。