6月14日 校長室から
- 公開日
- 2010/06/14
- 更新日
- 2010/06/14
校長室だより
6月14日 「梅の実」の話
本来なら、今日から水泳指導が始まります。しかし、あいにくの空模様。そろそろ関東地方も梅雨入りです。
今日は漢字クイズから始めます。「梅雨」「塩梅」はなんと読むのでしょう。
「梅雨」は「つゆ」で、6月ごろ降り続く長雨。「塩梅」は「あんばい」で、梅と塩による味付けがうまくいくということから、味加減や調整という意味。
さて、どちらも「梅」という漢字が入っています。りんごや柿と違い、梅の実はそのまま食べることはできません。昔の人は、いろいろ工夫をし、梅酢や梅干しなどを作りました。塩づけにした後、日に干す梅干しには、ものを腐りにくくする作用があるので、おにぎりの中身にもなっていますね。梅酢の酸っぱさには食欲を促す作用があります。
疲れた時や食欲の無い時に、昔の人々の知恵を借りてみましょう。