高学年の下校時刻、校長室の戸をノックする音。「校長先生たいへんです」と男の子。すわ一大事ととびだしてみると、「げ、げんかんに虹が・・！」「ん？」今日は晴れ渡った青空。霧雨が降った形跡はないし、えっ玄関？　最初は理解できませんでしたが玄関ホールに着いてみると一目瞭然。床に鮮やかな虹が。子どもたちはそのグラデーションにみとれているところでした。水槽にあたった西日がちょうどよい具合に屈折してできたものです。ちょっとした自然のいたずらを見過ごすことなくめざとく見つけ、そしてその現象に感動し楽しめる八幡の子どもたち。私はそういう子どもたちが大好きです。(校長：千葉）