学校日記

5・6年生 ソーラン節交流会

公開日
2020/09/14
更新日
2020/09/14

できごと

 赤堤小学校の運動会では、例年、5・6年生が合同で「ソーラン節」を踊ってきました。4年前からスタートした新たな伝統です。6年生が5年生とペアになり、踊り方や動きに込められた意味などを教えます。6年生は、自分たちが先輩から教えていただいたときのことを思い出し、丁寧に5年生に教えます。5年生は、6年生の動きの大きさと迫力を感じながら、一生懸命に6年生についていきます。そして、今年のソーラン節を成功させるだけではなく、自分たちが6年生になったときに5年生にしっかりと教えることができるよう、一つ一つの動きを積み上げていきます。
 運動会当時は、本校のリーダーとサブリーダーである5・6年生が力を合わせた迫力ある演技を1年生から4年生までの子どもたちが見つめます。その5・6年生の姿に憧れを感じる子どもたち…このような取り組みを通して、5・6年生が全校の子どもたちから尊敬されるリーダーへと成長していきます。
 今年度、様々な規制の中での運動会のため、5年生のみがソーラン節を踊り、6年生は、本校のもう一つの伝統「赤小パレード」の練習に集中します。
 しかし、ソーシャルディスタンスをとり、実施方法を工夫しながら、6年生が5年生に踊り方を伝達する場面をつくりました。6年生が、教え方のポイントや動き方を事前に確かめ、動きのこつを伝授しました。6年生の演技を見た5年生からは、「6年生のような迫力のある演技がしたい。」「6年生と一緒に踊れないのは残念だけど、6年生の分まで力一杯踊りたい。」…このような感想が寄せられています。6年生から学び、6年生の分までがんばろうとする5年生のソーラン節。これから、いよいよ、本格的な練習が始まります。