学校日記

伝統料理に挑戦(家庭科 冬休みの課題)

公開日
2021/02/01
更新日
2021/02/01

できごと

 年末年始は、1年で特別な・伝統的な料理を作る機会が多い時期です。この時期にしか作らない料理もめずらしくありません。また、料理名が同じでも地域によって、だしや具材がまったくちがうものもあります。
 おせち料理を数時間、いえ、数日間かけて挑戦した人、ふだん祖父母の方たちが作っている物を受け継いだ人、調理だけでなく「由来やいわれ」もしっかり調べた人と力作ぞろいでした。
 それぞれのご家庭の味、地域の味、祖父母やいなかの味を受け継ぐことができるよい機会になりました。おせちの一品一品や郷土料理を調理することで、地域の文化や先人の思いを知ることもできました。北海道から沖縄までの郷土料理、郷土雑煮が揃いました。
 コロナ感染防止のために、帰省を控えるご家庭が多かったようで「いつも故郷で食べる味を自宅で初めて作りました」や「いなかの味が再現できてよかった」「来年は祖父母と一緒に食べたい」という今年だけの願いのこもったコメントが多かったのも特徴です。
 作った本人だけでなく、掲示を見て、「おいしそう」「来年はこれ作りたいな」とつぶやく友達にもよい学びになっています。年末年始のお忙しい時期に、子どもたちの調理を支援してくださったお家の方々に、本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。