買い物での「契約っていつ?」 家庭科5年生
- 公開日
- 2021/02/18
- 更新日
- 2021/02/18
できごと
5年家庭科では、毎日している買い物が「契約」であることを確認後、「どの段階で契約が成立するのか」を学びました。子ども達にとっても身近な買い物ですが、それが「契約」であることを意識している子は多くはありません。商品購入後に、簡単にキャンセルできるとか店が交換してくれることが当然であると考えてしまうこともあります。
買い物の手順をふり返り、「契約」の瞬間だと思う場面を考えました。どのクラスでも「お金を払ったとき」や「商品を受け取ったとき」と考える児童がほとんどでした。正解は「お客さんが「これください」と言い、お店の人が「かしこまりました」といった瞬間」です。「消費者の申し出後、店の承諾の瞬間が「契約」である」ことは、大人もはっきり認識できていないことかもしれません。
今年から学習指導要領が変わり、小学校の家庭科に「買い物の仕組み」や「消費者の役割」が新設されました。小学生段階で自立した消費者としての基礎を培い賢い消費者になる【消費者教育の充実】を目指しています。