家庭科「6年生がSDGsの学びを5年生に伝える会」
- 公開日
- 2021/02/26
- 更新日
- 2021/02/26
できごと
6年生が1年間を通して、SDGsを軸に「持続可能な社会の創り手になる」学びをしてきました。
昨日はその仕上げで、これまでの学びを5年生に伝えました。
1.全体発表
まず、パワーポイントを使って「SDGsとは、何?」という概要を伝えます。パワーポイントも得意な6年生が作成しました。SDGsはいつ作られたのか、自分の今や未来とどう関係するのか、そして17の目標は何かを、スライドと動画で分かりやすく伝えていました。そして、今年1年間自分たちが学んできた題材について、紹介しました。
2.1対1発表
各自が関心をもって研究してきて5年生に伝えたいことを5分間の発表にまとめました。「フードロスや食糧危機について」「マイクロプラスチックによる海洋汚染について」「女性・男性・LGBT—日本の課題と自分」「地球温暖化とくらし」「エネルギー問題」「砂漠化について」「世界の日本の貧困問題」「世界での教育の問題」「格差の拡大—平等について」「安いものは誰の負担で?」「パーム油と私たちのくらし」「水の問題」「ゴミ問題」「難民問題」・・・。120通りの切り口の発表になりました。
発表方法も各自が考えました。6年生に先行配付されたipad自体を発表に使う子も多く、「アニメーションを作成する」「写真や絵のスライドを表示する」「発表のメモ・原稿として使う」「お絵描きアプリで絵をかいて使う」など、様々に利用していました。もちろん、「調べるツール」として使い、発表は模造紙・画用紙の児童もいました。
〇6年生は「知る」⇒「分かる」⇒「行動する」(実践する)の一つとして、後輩の5年生に伝えました。5年生は、身近な先輩たちが世界的・社会的課題について考えている姿を見て、刺激を受けていたようです。
卒業まで1か月ですが、「大人になるまで「誰一人取り残さない」「持続可能であるか」「これを買うことは、誰かの犠牲の上に成り立っているか」という視点を考え続けたい」という6年生の言葉が、この学びのまとめになりました。