道徳授業(2年生)
- 公開日
- 2021/03/03
- 更新日
- 2021/03/03
おしらせ
道徳「ドッジボール」の学習を通して、「公正、公平、社会正義」について考えました。
休み時間にドッジボールで遊んでいるとき、「ゆかさん」は仲良しの「あい子さん」と一緒になり、嬉しくなりました。でも、ボール運動が得意でない「ななみさん」とも一緒になり、少し嫌だと感じました。
ドッジボールが始まって、「あい子さん」がボールに当たってしまいました。「おしかったね。いつもなら取れたのに。」と励ましの言葉を掛けましたが、ななみさんが当たってしまったときは、「ちゃんと逃げてくれないと負けちゃうよ。」と、ボールに当たってしまったことは同じなのに、伝え方が違います。
すると相手チームのまおさんが「ボールに当たらないように一生懸命逃げていたから、すごかったよ。」と声を掛けて、ななみさんは笑顔になりました。
学習の中で、相手チームの「まおさん」の言葉を聞いた「ゆかさん」の気持ちを考えました。「励ましの言葉を掛けたらよかった。」「もっと優しく言えばよかった。」などたくさんの意見を学級全体で共有しました。
また、「もし、自分だったらどのように声を掛けるか。」と、子どもたちが実際の場面を想像して考え、声を掛ける役、掛けられる役に分かれて動作化しました。「次があるから大丈夫だよ。」「よく逃げていたね。すごいよ。」など、子どもたち一人ひとりが主体的に学習の話題と向き合いました。そして、友達とたくさんの意見を交流する中で、公平な態度が大切であることを深く考えていました。