学校日記

八丈島からのお取り寄せ食材

公開日
2010/02/02
更新日
2010/02/01

給食

4年生の社会科に「島にくらす人々」という単元があり、その中で八丈島のことを勉強します。1月20日には八丈島漁協女性部の方2名をゲストティーチャ—にお招きして、「給食を通して八丈島を知ろう」というテーマで食育の研究授業を実施しました。
そのため1月は、とりわけ八丈島でとれた様々な食材を給食に活用しました。
そのいくつかを紹介します。
まず、一番左の写真は、昔から八丈島でよく栽培され、食べられてきた里芋を使った「里芋ごはん、ワカサギのから揚げ、豆腐汁、みかん、牛乳」の献立です。1月13日に実施しました。
中央は、1月15日の給食「ムロ節(ぶし)ごはん、さつま汁、野菜のごまだれかけ、牛乳」です。ムロ節とは、くさやの原料にもなるお魚”ムロアジ”を加工した八丈島に昔からある保存食で、作るのにとても手間のかかるものです。この日はさつま汁に、八丈島から送ってもらったさつまいも、大根、明日葉を使いました。
一番右の写真は、八丈島の郷土食「麦雑炊(むぎぞうすい)」とムロアジのジャンボギョウザ、フルーツカクテルです。麦雑炊は、米は使わず、麦と里芋や大根などの根菜を煮て、味噌で味つけし、最後に下ゆでして刻んだ明日葉を散らすというものです。
ムロアジのジャンボぎょうざは、ひき肉の代わりにムロアジのすり身を使って作ったタネを、直径15cmもの皮で包んで揚げたもの。具をパンパンに入れたので、とてもボリュームがありましたが、残食はほぼゼロ。ジャンボぎょうざは、子どもたちの大好物なメニューの一つです。