学校日記

いじめ予防授業

公開日
2018/10/05
更新日
2018/10/05

ニュース

『いじめ』について考えました。先生は、具体的に『いじめ』につながる様々な行動や、いじめられる子の気持ち、そしていじめる子の気持ちを伝えてくださいました。ドラえもんの登場人物の心を覗き込みながら、子供たちと『いじめ』の構造について考えていきました。先生はおっしゃいました。「人の心にはコップがある。そのコップに悲しみや不安の水が1滴1滴注ぎ込まれる・・・コップの水があふれたとき、人はつらく悲しい気持ちを抑えて、歩き出す力を失ってしまうことがある」と。最初の1滴もあれば、途中の1滴もある。あふれる瞬間の1滴もある。どの1滴が悪いのかと考えるのではなく、多くの人が、その1滴にならないようにしようと、相手を思いやることが大切。1滴を注ぎ込むのではなく、1滴をすくってあげることもできる。「おはよう」「大丈夫」と声をかけることもコップの水をすくい出すことにつながる。そして、みんなができることは・・・と真剣に伝えてくださいました。子供たちも真剣に聞いていました。「いじめを今すぐ止められなくてもいい。でも困っている人に一声かけられる人になろう。」「いじめなんかと闘わなくてもいい。自分で抱えきれないときは近くの大人に力を借りよう。そしていつか誰かを助けられる人になろう。」「いじめという道具が必要とされる場面はない。いじめという道具を使うことが許される場面もない。」とても大切なことを考える時間になりました。