1月19日全校朝会の話
- 公開日
- 2026/01/19
- 更新日
- 2026/01/19
烏北小の生活
今から31年前、1995年1月17日に起きた「阪神・淡路大震災」についてお話しします。
震災を知らない世代のみなさんにとって、震災を「自分たちのこと」として考えることは、未来の自分や大切な人を守るためのとても大切な一歩になります。
1995年1月17日の朝、まだみんなが眠っている午前5時46分に、兵庫県の南部でとても大きな地震が起きました。
街の真下で起きた「直下型(ちょっかがた)」という地震で、突き上げるような激しい揺れが襲いました。たくさんの家が倒れたり、高速道路が横倒しになったりしました。また、あちこちで火事が起き、空が真っ黒な煙に包まれました。電気、ガス、水道が止まり、昨日まで当たり前だった「ごはんを食べる」「お風呂に入る」という生活ができなくなりました。
この震災では、6,434人もの尊い命が失われました。
この大きな悲しみを繰り返さないために、日本はこれまでの30年あまりで大きく変わりました。
この震災では、全国から100万人以上の人が「何か手伝いたい!」と駆けつけました。これをきっかけに、日本中で助け合いの輪が広がり、1995年は「ボランティア元年」と呼ばれています。
地震で倒れないような家やビルの建て方のルール(耐震基準)が、より厳しく、強くなりました。
今はスマホに「緊急地震速報」が届きますよね。あれは、阪神・淡路大震災のあとに「少しでも早く地震を知ることができれば、もっと多くの命が救える」という考えから作られた仕組みです。
地震はいつ、どこで起きるかわかりません。今日からできる「命を守る準備」を、ぜひ家族と話し合ってみてください。
最後に、一番大切なことをお話しします。それは「自分の命を一番に守り、そのあとに周りの人と助け合う」ということです。
地震が起きたとき、まずは自分が無事でいること。そして、もし困っているお年寄りや小さなお子がいたら、声をかけ合うこと。
「助けて」と言える勇気と、「大丈夫?」と聞ける優しさ。この二つが、大きな震災を乗り越えるためのとても大きく、とても強い力になります。
31年前の出来事を知り、心にとめて、忘れず、今の平和な毎日に感謝して今日一日の安心と明日一日の安心を積み重ねながら、未来の安心をみんなで作っていきましょう。