学校日記

全校朝会での学校長の話

公開日
2015/02/09
更新日
2015/02/09

26年度できごと

2月9日
 おはようございます。
 先週の全校朝会でお話したやりぬく心をみんなも人格の完成に書いてくれたのでいくつか紹介しましょう。
「勉強や習い事がめんどうくさくなることがあるけどちゃんとやる」
「試合の時にシュートが入らないけどあきらめないで、入れようと思う」
「大縄はあまり上手でないけど最後まで練習をやりぬいてうまくなりたい」

 みんな苦手なことに挑戦する気持ちをもっているんだな、偉いなあと思いました。そういえばポスターにこう書いてあります。『時々くじけそうになるけど一歩一歩がんばるよ』

 そうは言ってもやりぬくことって大変なことですよね。
実は校長先生は高校生の時、陸上部に入っていました。陸上部というのは早く走るために毎日毎日長い距離を走って練習する部活です。2年生で大会に出たときのことは今でも覚えています。走るところがずっと上り坂で、ものすごく苦しかった。練習の時の何倍も苦しくてもう途中で足が前に進まなくなったのです。「もうだめ。これ以上は走れない。心臓が壊れる」と思いました。そこにいつのまにか陸上部の友だちが横にいて「他の人も苦しいのは一緒だぞ。がんばれ」「練習で100倍の距離を走ってるんだぞ。まだまだ走れる」と大声で励ましてくれました。不思議なものでその応援で我に返って足が前に進むようになりました。

 やり抜く心をもっていても途中でどうしてもつらくなる時がある。そんなとき、誰か応援してくれる人がいると「よしっ、もっとがんばれるぞ」という元気がわいてきます。勉強の時は先生の励ましの言葉やはな○が応援になると思います。サッカーや野球、バスケットの試合などの時はコーチや監督の言葉に励まされることでしょう。そして大縄が不得意の人への励ましはやっぱりクラスみんなの応援でしょう。

 ぜひ、頑張っている人がいたら、つらい顔をしている人がいたら励ましの言葉や応援をしてあげてください。そうすると人間は不思議なことに最後までやり抜く力がでることが多いのです。よろしくお願いします。