学校日記

卒業生思い出日記 その3〜元気いっぱい笑顔いっぱいの3年生〜

公開日
2020/03/18
更新日
2020/03/18

烏北小の生活

「赤+黄=オレンジ…青+白=水色…
 赤、青、黄、白に4色で色のたし算をしてみよう!」
この授業を覚えていますか?
これはみなさんと出会って1番最初した図工の授業です。

4年前、みなさんが3年生の時、わたしは烏山北小学校にきました。
3年生というと、新しく理科や社会などの学習が始まった年ですが、専科の先生との授業がスタートした年でもあります。
初めてのみなさんとの授業、烏山北小の子供たちはどんな子だろう…?
わたしも、実はすごくドキドキしながら授業をしたのですよ。
でもそんなわたしの心配を吹き飛ばすくらい、みなさんは元気いっぱいで
「図工室での授業楽しみにしてました!」「先生今日は何をするの!?」「すごい!色が変わった!」「こんなにたくさんの色ができた!」「いいこと考えたよ!」と感じたことをたくさん教えてくれました。
そんなみなさんの笑顔を見て、この子達とこれからどんな楽しい図工ができるかな。とわくわくしたのを今でも覚えています。

思えば、みなさんはいつも先生たちの予想を超える素晴らしい活躍を見せてくれました。

運動会でのエイサー。中学年の仲間入りをし、低学年の時の可愛さとはまた違うかっこいい踊りを披露してくれました。
学芸会「変そう!王様フィーバー」は、とにかく面白い劇でした。
劇中の恋ダンスを、休み時間の度に図工室と3年3組との間の廊下で練習していましたね。図工室まで楽しい音楽が聞こえてきて、図工室に来ていた高学年の子たちも気付けば図工室を飛び出し、ダンス練習に参加していたので(笑)、よく覚えています。

ちょうどその頃、3年生の図工で紙粘土工作をする予定だったので、みなさんが一生懸命練習する姿を見て、「自分が王様になったら…」と自分だけのお城づくりすることにしました。学芸会ではそれぞれの役がありましたが、図工の時間は全員が王様になる時間でした。



休校になり、最後の図工の授業ができなかったので、授業の最後にみなさんに伝えたかったことをここに書きます。

3年生から6年生まで4年間、みなさんと一緒に図工の授業をしてきました。
4年生での展覧会、心の中の天使の版画をつくったり、体育倉庫に光の部屋をつくったりしました。
5年生ではアルミホイルで図工室を変身させました。
6年生では小学校生活最後の展覧会、空間ワークショップで、みんなで共につくる楽しさを実感しましたね。

みなさんとの図工の時間は本当に楽しかった。
それはみなさんがつくることにとても真剣で、一生懸命で、小さな変化にも気付き、感動できる柔らかい感じる心をもっているから。
学年が上がるにつれ、一人ひとりの作品レベルがどんどん高くなりましたし、なによりみなさんがすごいのは、友達と共につくる楽しさを知っているということです。

人は生きていく以上、何かをつくり続ける生き物です。
小学校卒業と同時に、「図工」という教科はなくなりますが、「つくる」ことは一生続くことです。(中学ではより専門的な美術、技術になります)
自分と向き合うことから目をそらさず、しっかり自分を見つめてください。

3年生の始めの授業、赤、青、黄、白の4色での色のたし算で、たくさんの色を見つけられたみなさんなら、きっとできますよ。
決まった答えがないこと、たくさんの答えがあることに、あの時みなさんは気付いたはずです。
大切なのは、その中の自分の好きな色を見つけること、知ること。
そして友達の自分色とのちがいを認めることです。
どうかこれからも「君の色は素敵だね」と言えるみなさんでいてください。
そして自分の色を大事にできる人になってください。

寂しいですが、これで4年間の図工の学習を終わります。
ありがとうございました。

図工 菅