6月3日全校朝会の話
- 公開日
- 2024/06/03
- 更新日
- 2024/06/03
烏北小の生活
またこうして、みんなで体育館に集まって元気に挨拶ができて、元気な声を聞くことができました。全校朝会ももうすっかり当たり前のことになりましたが、当たり前にできない時もありました。
6年生が2年生のころ、5年生が1年生のころは、コロナの感染予防のため5月まで学校がお休みでした。6月から学校ははじまりましたが、人と人との距離がせまくならないようにクラスの半分の人数ずつ登校して授業をしていたこともありました。こうして体育館に全員が集まることもずっとできませんでした。
今は心配なく集まることができていますが、災害があったりほかの国で起きているような戦争や紛争が起きたりすると、いつもの当たり前が当たり前でなくなってしまうこともあります。健康が支えられて当たり前を当たり前に安心して過ごせることの喜びを今朝の挨拶から感じました。なんでもない日の当たり前を楽しんですごしてください。
6月になりました。1学期も半分が過ぎました。クラスの様子はどうでしょうか。自分たちのクラスの居心地はどうですか。まだあまりお話できていない友達もいるのではないでしょうか。
友達を大切にすることは、つまり、いつもお話している「命」を大切にすることでもあります。大切にされない命はありません。みんなが大切です。だから大切にされない友達もいません。ですから悪口を言ってもかまわない人やバカにしていい人、仲間外れにしていい人なんかいるはずがありません。
イヤな言葉や悪い言葉は人を傷つけます。言葉の力は、思っている以上に強いものです。また、いい言葉やうれしい言葉もとても強い力をもっています。人と人を結びつけ、人を励まし勇気を与えてくれます。
挨拶やお話、おしゃべりを通して、友達とのつながりを広げていってください。