6月29日 図工室より1
- 公開日
- 2017/06/30
- 更新日
- 2017/06/30
学校日記
4年生「木々との対話」。緑泉公園でのスケッチから4週間あいてしまいましたが、今週から図工室に場所を変え、絵の具で描いています。
この授業のテーマは、“生きている木”を前に、見たり、触れたり、聴いたり…、その場から感じ取った「生」をどのように表現するか、です。前回までは、スケッチをしながら感じ取った印象を言葉に表してみたり、コンテを使って直接指で擦り込むように描いてみたり、五感を働かせながら木と向き合うことで、描くべき意味のようなものを彼らの内面に築くことが目的でした。子どもたちの内面に描くべき対象との関係が築かれると、表現は一気に深まります。
久しぶりの授業で少し不安はありましたが、まったく心配無用でした。あるクラスは、話し声がまったく聞こえないほど真剣なまなざしで「木」と向き合い、絵の具の表現に没頭していました。授業の最後、「つかれた〜」という心地よい声が聞こえてきました。(図工専科)