放送朝会(2月21日 学校長の話)
- 公開日
- 2012/02/21
- 更新日
- 2012/02/21
今日のできごと
ことばを大切にして
おはようございます。
先週の金曜日から学校公開週間です。お家の人や地域の方がたくさん来校して皆さんの生活や学習の様子・頑張っている様子をご覧になっています。また土曜日までなわとび週間でした。音楽に合わせて全校の子どもが思い思いに跳んだり得意技に取り組んだりする姿がたくさん見られました。これからも体をたくさん動かし、気持ちのいい汗をかいてほしいいです。
各教室を回ると、オープンスペースに日本語の学習の掲示がしてあります。校長先生は、全員の作品を見ました。1年生は「心にのこった日本語の学習」「雨にも負けず」や「みぞれがふった」など教室で暗誦した好きな詩を選んで丁寧な字で書いています。
2年生は「言われてうれしいことば」です。「ありがとう」「またあそぼうね」「大好きだよ」「ナイス」「生きていてくれてありがとう」など、相手が心を込めて言ってくれた時、うれしくて胸がじ〜んとしてきますね。
3年生は「一冊の本から」です。物語・伝記・スポーツなど様々な分野から、心にのこった本を選んでいます。その本の題名・好きな場面・好きなセリフなど絵も入れてとても丁寧にしあげています。
4年生は「うれしいことば」です。「ファイト」「すごいね」「ドンマイ」「がんばったね」理由もかいてあるので、言われたときの思いや様子が想像でき、その人の笑顔が浮かんできます。
5年生は、俳句です。「冬すぎてさくらの木から花いぶき」「夢の中ふわふわするよひつじぐも」全部を紹介できませんが、みずみずしい感性でつづられています。
6年生は、「進」を毛筆で書いています。「何事にもあきらめずに進む」「自分でできることは自分でする」「進んであいさつをする」「友を大事にする」
「少しでも他人のことを考えて謙虚になる」「学校をきれいにする」「たくさん努力し一度しかない人生をくいのないように生きる」など、自分のこれから進むべき決意がしっかりとした字で堂々と書かれていました。さすが最高学年だなと感心しました。
「ことば」ことばには力があります。その人の思いや願いがあります。私たちは、たった一つのことばから生きる勇気やがんばるエネルギーを得ることがあります。これからも、ことばを大切にして、深く考え、表現していきたいですね。相手を思いやることば、心と心をつなぐことばを大切にしながら、これからも友だちをはじめ、たくさんの人たちと仲良く生活していってほしいと願っています。