5月7日 全校朝会
- 公開日
- 2012/05/08
- 更新日
- 2012/05/08
今日のできごと
東京の新しいシンボル・・スカイツリー
おはようございます。
御衣黄桜も薄黄色から、花の中心から全体にピンク色に変わり、連休前に咲いていた花も、今日の朝見るとすっかり散っていました。(花ごと散る感じです。)
さて、今日は東京スカイツリーのお話です。
5月22日にオープンするスカイツリーです。多くの人は、一度は行ってみたいと思っているのではないでしょうか。
スカイツリーは、隅田区というところにあります。(一般公開を前に、地元の小・中学生を招待しているそうです。)
さて、そのスカイツリーは、何メートルでしょう。・・634メートル、世界一高い塔です。
では、何のために作られたのでしょうね。・・それは、昭和33年に建てられた東京タワーが、電波塔の役割をしていました。しかし、超高層ビルが増えたせいで、電波が届きにくくなる地域が広くあるそうです。電波が届きにくいと家庭でも会社などでも困ることが出てきます。それで、東京タワーの2倍くらいの東京スカイツリーが2008年の7月から今年2012年、約4年をかけてつくられました。
一昨年の311の大地震のときには、600メートルを越えていましたが、5〜6メートル水平に揺れはしましたがびくりともしなかったそうです。作業していた人たちも誰ひとりけがもなく、事故もなかったそうです。その秘密は何だと思いますか。・・ それは、揺れを抑制して、中心を貫く「心柱」にあります。この心柱は、実は世界で最も古い木造の建築「法隆寺」、五重塔に使われているそうです。そして、この634メートルの高い塔を支えている足元は1辺が68メートルの正三角形の土台です。
さらに、地中の深さ50メートルまで踏ん張る壁状の杭が基礎にあるからだそうです。こんな秘密があったのですね。すごいですね。
日本の科学と建築技術の粋を結集した東京スカイツリー、様々な分野の専門家やたくさんの方々の協力、チームワークによって世界に誇れるツリーができました。日本中の期待と夢を乗せてできあがった東京スカイツリー。
いつか展望台にもいって、空中散歩をしてみたいですね。
今日は、スカイツリーの秘密についての話でした。まだまだ、たくさんの秘密がありますので、調べてみてください。これでお話を終わります。